大事なミーティング中に音声が止まったり聞き取りづらくなったりした経験はありませんか?
Zoomのサーバーの問題もありそうですが、音声と画像を常時使っているとデータ通信量が増え、細い回線を使っている方は特に回線に負荷がかかるので、音声が聞き取りづらくなったりすることは考えられます。
そんなときは、ミュート機能をうまく使いデータ通信量を減らすと多少改善しますよ。
私も会社でやっています。
このぺージではミュート機能を上手に使いこなすために、3つの使用方法を解説します。
機能① 参加者が自分でマイクをミュートにする
スマホのミュート設定方法
ミーティング参加中の画面の左下に、マイクのアイコンがある。
このアイコンをタップし、ミュートのON・OFFを切り替えるだけ。
斜線が入っていない状態がミュートの解除状態。こちらの音が相手に聞こえている。
斜線が入っている状態がミュート状態。こちらの音が相手に聞こえていない。
PCのミュートの使い方
ミーティング画面の左下にあるマイクのアイコンをクリックし、ミュートのON・OFFを切り替える。
斜線が入っていない状態がミュートの解除状態。こちらの音が相手に聞こえている。
斜線が入っている状態がミュート状態。こちらの音が相手に聞こえていない。
機能② ショートカットキーで素早くミュートを切り替える
ミーティング画面では、ショートカットキーを使い素早く簡単にミュートを切り替えることができます。
一時的にミュートを解除
ミュート(マイクに斜線が入ってる)状態で「スペースキーを長押し」すると、押している間だけミュートが解除され話すことができます。
ミュートし忘れでこちらの声が聞こえてしまうなどのミスを連発する方に有効。
ミュートのON・OFFの切り替え
「Alt+A」で、ミュートのON・OFFを素早く切り替えることが可能。
機能③ ホストが参加者全員のマイクをミュートにする
ホストはミーティングに参加している参加者全員がミュートになるよう設定することができます。
設定は、ミーティング画面右下の「すべてミュート」を選択するだけです。
すべてミュートを選択すると、次のウィンドウが表示されます。
ここで注意したいのは、「参加者に自分のミュート解除を許可します」にチェックを入れるか入れないかです。ここでチェックを入れてしまうと、参加者が勝手にミュートを解除できてしまいます。
チェックを外した場合、参加者がミュートを解除しようとしても、次のように表示され解除することができなくなります。
参加者の雑音をどうしても避けなければいけない場合は、このチェックを外したほうがよいでしょう。
その他、マイク関連の機能
ミーティング画面にある、マイクのアイコンにある上マークをクリックすると、マイクの各種機能が表示されます。一つずつ解説します。
スピーカーとマイクのテスト機能
「スピーカー&マイクをテストする」選択すると、スピーカーテストの次に以下の画面が表示されます。
マイクに向かって話しかけると、やまびこのように音声が返ってくることが確認できればマイクテストはOKです。
コンピューターのマイクと電話の切り替え
「電話のオーディオに切り替える」を選択すると、通話をマイクと電話でどちらにするかを選択できます。電話機能があれば使用できるが条件によっては有料になります。
音声機能を停止させ、画面表示のみに切り替える
「コンピュータのオーディオから退出」を選択すると、マイクのアイコンがヘッドフォンのアイコンに変わり、即座に音声関連機能を終了できる。
この機能は相手の音声も聞こえなくなるので注意が必要です。
次のようにアイコンに変われば音声が停止されています。
オーディオ関連の詳細設定
「オーディオ設定」を選択すると、その他音声関連の詳細設定が変更できます。
次の赤枠の設定をひとつずつ解説します。
別のオーディオデバイスを使用して、着信音を同時に鳴らします
チェックボックスにチェックを入れると、次の画面のように表示されます。
着信音を鳴らすスピーカーを選択し、音量を調整できます。
また、Ver5.2の新追加機能で背景雑音を抑制機能もここにあります。Ver5.2の詳細はこちらから
ミーティング参加時にマイクをミュートに設定
次回からのミーティングに参加時、マイクをミュート状態にし参加します。ミーティング中でも解除可能。
スペースキーを長押しして、一時的に自分のミュート解除できます
機能②で解説した機能のON、OFFを設定できる。
詳細はこちら
ヘッドセット上のボタンを同期
ボックスにチェックを入れると、オーディオデバイス(ヘッドセットなど)についているミュート機能のON、OFFを有効にすることができます。
ミーティング内オプションをマイクから”オリジナルサウンドを有効化”に表示
ノイズキャンセリングや背景雑音などの使わずに、マイクから拾った音をそのまま使用するための設定です。楽器等の音声を使う場合に有効です。
設定画面の右下「詳細」を選択します。
次の画面が表示されるので、チェックボックスにチェックを入れると有効になります。
ちなみに「エコー除去」はその名前の通りエコーを除去してくれますが、「強度」に設定すると音声を正しく拾わない場合もあるので注意してください。
最後に
参加者全員がマイクを使用してしまうと、データの通信量が多くなり細い回線を使用している場合音声が途切れたりしてしまいます。
3つのミュート機能を上手に使用し、快適なミーティングをするよう心がけましょう。
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