先日Zoomを使用した社内ミーティングに参加するときに、次のエラーが表示されミーティングに参加することができませんでした。
「ホストには進行中の別のミーティングがあります」
結果的に解決しミーティングに参加できたものの、ミーティング開始時刻が5分前後の遅れが発生。
今回は少人数のミーティングだったので大きな問題にはなりませんでしたが、大人数が参加するミーティングでは、出だしからグダグダな状態になっては困ります。
というわけで、社内で同じミスを発生させないためにも、原因と対策を調べてみました。
「ホストには進行中の別のミーティングがあります」の原因と対策
ミーティングに参加する場合、「基本的に」そのミーティングをホストが開催状態にしていることが条件です。
スケジュールを作ったものの、予定時刻になってもホストがそのミーティングを開催しない時に、参加者が参加しようとするとエラーが表示されます。
エラーが表示されるパターンは数種類ありますので、それらの原因と対処法をご説明したいと思います。
スケジュールとは別に、新規ミーティングを開催している
参加者側の表示
PCで参加したときのエラー表示
スマホで参加したときのエラー表示
原因
ホスト側が次の画面のような状態になると、①に参加しようとしている参加者にエラーが表示されます。
①:スケジュールでミーティング開始予定時間が過ぎ、開催待ちの状態になっている。
②:「①」が開催待ち状態にも関わらず、別に新規ミーティングを開催している。
①の拡大画面です。参加者は①と②のどちらのIDへログインしようとしているか、ミーティングIDを確認してください。
②の拡大画面です。①とは違うミーティングIDで、新規ミーティングを開催してしまっています。
対処法
対処法1:ホストは①のスケジュールの「開始」左側にある「・・・」を選択し、スケジュールを削除。参加者は②に参加してもらう。
対処法2:ホストは開催中のミーティング②を終了させ、①のミーティングを開催する。開催できたら、エラーが発生している参加者はそのまま①に参加してもらう。
スケジュールは作ったが、ホストが未開催
参加者側のエラー表示
PCで参加したときのエラー表示
スマホで参加したときのエラー表示
原因
次の画面のようにホストがミーティングのスケジュールを作成はしたが、まだ開始していないのに参加者が参加することでエラーが発生する。
対処法
ミーティングをすぐに開催する。
ミーティングをすぐに開催できない場合は次の設定を変更すると、参加者はエラー表示されずにホストより先にミーティングルームに入ることができる。
スケジュールの作成時か、作成した後であればスケジュールを編集することで設定できる。
1:待合室を有効化をOFFにする。(Zoom Bombing(Zoom爆弾)問題に気を付ける必要あり)
2:ホストより前の参加者を有効にする。
参加者がホストより前に参加しても、ホストの機能を代行することはできません。
スケジュールが2つ以上ある
参加者側のエラー表示
PCで参加したときのエラー表示
スマホで参加したときのエラー表示
原因
ホストが作成したスケジュールが2つ以上あり、いずれかのスケジュールでミーティングを開催しているため、未開催のスケジュールに参加しよとするとエラーが発生する。
対処法
同時に2つのミーティングに参加することはできません。
アカウントをもう一つ作り、それぞれのアカウントでミーティングを開催することが、セキュリティ上の問題を考えても無難だと思います。

最後に
大人数のミーティングでエラーが表示されてしまったらパニック状態になるので、本設定を軽く考えず事前にしっかり設定するようにしましょう。
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